子どもの障がいと向き合う

理学療法士の目線から発達障がい、タッチセラピー等について書いていきます。

何をするのがベストなのか?

このブログでは「タッチセラピー」について紹介しますが、保護者の方にとっては何をするのが子どもにとってベストなのかという疑問があるでしょう。

 

これは私個人の考えなので、参考程度に読んでください。この点だけは約束してください。

 

私の中ではベストはないと思います!!

 

なぜそんなことが言えるのかという所ですね。

 

それでは小児の代表格である「ボバース」を例にあげてみましょう。

 

「ボバース」で誰がしても同じ内容でかつ同じような成果が出せますか?

この答えは「No」と答える人が大半だと思います。

 

これはどうしてかと言うと、「理解度」の問題です。

正しい理解が無ければ、どれだけ素晴らしいものであっても適切な施術にならないからです。私はボバースを本格的に学んでいないので、私がボバースをしても単なる真似事にしかならないということです。

また、対象者にとって「ボバース」や「ボイタ」がベストなのかもわからないからです。しかし、施術内容の理解度が高ければいくらでも応用が出来ますので。

 

結局の所、「誰が何をするのか」が最も重要なので、ベストが無いということになります。

 

一番ダメなのが、「私は今までこの方法をしてきたからこれが間違い無い」ですね。

 

これが常に良い方向に動いているならば、良いのですが、必ずどこかで壁にぶつかることがあります。その場合は他者の意見や普段とは異なることをしてみるのが良いと思います。