子どもの障がいと向き合う

理学療法士の目線から発達障がい、タッチセラピー等について書いていきます。

なぜタッチセラピーを選んだのか?

日本で行われている小児のリハビリの多くは「ボバース」と「ボイタ」の2大巨塔です。

 

リハビリ業界でもタッチセラピーはどうでしょうと言っても、浸透は低い分野だと思います。

 

マッサージとタッチセラピーはどのように違うのかというレベルだと思います。

実際の施術内容においてマッサージとタッチセラピーは大きく変わらないと思います。

その理由はリハビリ職者でなければ出来ないものでは無いからです。

 

医療従事者だけでなく、一般の方でも正しい知識を身につければ施術できる内容にしているからです。

 

この内容を読んだ時点でなおさら「タッチセラピー」を選んだ理由はわからなくなるかと思います。

 

きっかけ自体は単純なことでした。「ボバース」と「ボイタ」は研修期間が長く、病院の大きな理解が無い限り、受講が困難だったからです。長期の研修を受ければ、それに応じたものが得られる方と思いますが、私の働く所では長期に渡り、施設を離れて勉強するのが困難だったので諦めました。

 

タッチセラピーは私の職場でも受講が出来る期間であった為、タッチセラピーを受講してみたいと思ったのが最初のきっかけでした。

 

セミナーでは、ティナ・アレンと言うタッチセラピーの創設者が直に来日し、研修をしてくださいました。先生の話を色々聞き、小児に対しての取り組む姿勢や自分の活動や実績を知っていく内にのめり込むようになりました。

 

また、タッチセラピーは子どもと関わる上で基本を大切にしていれば応用がいくらでも効く利点があり、どのような環境下でも活用しやすい内容でした。元々私はアロマテラピーをしていたので、それとも相性がよかったというのもあります。

 

きっかけ自体はあきれてしまうようなものではありますが、最終的には受講してよかったと思えるものでした。